DLS測定方法

「夕食えらび」では、夕食を用意するときの負担を、単なる「調理時間」だけではなく、
献立を決める・買う・作る・待つ・片付けるといった夕食全体の工程から考えます。

そのための独自指標が、DLS(Dinner Load Score/夕食負担スコア)です。

DLSは0〜100点で評価し、点数が低いほど夕食を用意する負担が小さいことを表します。

夕食ラク度は、次の式で表します。

夕食ラク度 = 100 − DLS

たとえばDLSが28点の場合、夕食ラク度は72点です。

DLSとは

DLS(Dinner Load Score)は、「夕食えらび」が独自に設計した、夕食を準備する際の負担を整理・比較するための指標です。

一般的な「調理時間○分」という表示だけでは、献立を考える時間、買い物、片付けなどの負担までは十分に分かりません。

そこで夕食えらびでは、夕食準備を7つの工程に分け、それぞれを同じルールで記録・スコア化します。

なお、DLSは公的機関や学術団体が定めた標準指標ではなく、夕食えらび独自の比較指標です。
医学的・栄養学的な評価を行うものではありません。

DLSの基本ルール

  • 100点満点で評価します。
  • 点数が低いほど負担が小さいことを表します。
  • 夕食準備を7つの負担項目に分けて測定します。
  • 同じ時間・作業を複数項目へ重複して加算しません。
  • 可能な範囲で実際の時間・作業数・器具数等を記録します。
  • 実測していない数値を「実測値」として掲載しません。
  • AIによる推定値を実測値として生成・補完しません。
  • 商品やサービスの内容が大きく変更された場合は、必要に応じて再測定します。

DLSの7つの評価項目

評価項目 上限 主に測定する負担
1. 献立決定 15点 何を食べるか考え、夕食を決定するまでの負担
2. 調達・受取 15点 買い物、商品受取、食材を用意するための負担
3. 実作業 25点 切る、混ぜる、焼く、盛り付けるなど実際に手を動かす作業
4. 拘束待ち 5点 加熱待ちなど、自由に他のことをしにくい待ち時間
5. 片付け 20点 洗い物、調理器具、食卓やキッチンの片付けなど
6. 子ども調整 10点 取り分け、味付け変更、食べやすくするための追加作業など
7. 管理 10点 保存、在庫確認、食材管理など夕食に伴う管理作業
合計 100点 夕食全体の負担

DLSの計算方法

DLS V1では、各項目について実際の時間や作業量を記録し、以下の基準で負担点へ換算します。
各項目には上限点を設けています。

1. 献立決定:最大15点

「今日は何を食べようか」と考え始めてから、夕食の内容が決定するまでの時間を測定します。

献立決定スコア = MIN(15、献立決定時間[分] × 1.5)

例:献立を決めるまでに4分かかった場合は、6点です。

2. 調達・受取:最大15点

買い物、受取、食材を確保するために必要となった時間を記録します。
自宅にある食材だけで完結し、追加の調達がない場合は原則として0分です。

調達・受取スコア = MIN(15、調達・受取時間[分] × 1.5)

3. 実作業:最大25点

切る、洗う、混ぜる、焼く、盛り付けるなど、実際に手を動かして夕食を準備している時間を測定します。

実作業スコア = MIN(25、実作業時間[分] × 1.25)

DLSでは、この項目を最も大きい25点として設定しています。

4. 拘束待ち:最大5点

料理をしていない時間でも、鍋やフライパンを確認する必要があるなど、その場を離れにくい待ち時間を記録します。

拘束待ちスコア = MIN(5、拘束待ち時間[分] × 0.25)

電子レンジの加熱中に自由に別の作業ができる場合など、実質的に拘束されていない時間は原則として含めません。

5. 片付け:最大20点

食後・調理後の片付け時間に加え、洗う必要がある調理器具等の数も記録します。


片付けスコア = MIN(20、片付け時間[分] × 1.2 + 洗う器具数 × 0.8)

鍋、フライパン、包丁、まな板、ボウル等、使用後に洗浄が必要な器具を対象として記録します。

6. 子ども調整:最大10点

子ども用に取り分ける、味を変える、小さく切る、別の料理を用意するなど、通常の夕食準備に追加して発生した作業を記録します。


子ども調整スコア = MIN(10、追加作業時間[分] + 調整アクション数 × 2)

子ども向けの追加調整がない場合は0点です。

7. 管理:最大10点

余った食材や料理を保存する、在庫を確認する、保存容器へ移すなど、夕食準備に伴って発生した管理時間を記録します。

管理スコア = MIN(10、管理時間[分] × 2)

DLSの合計と「夕食ラク度」

7項目のスコアを合計したものがDLSです。


DLS = 献立決定 + 調達・受取 + 実作業 + 拘束待ち + 片付け + 子ども調整 + 管理

合計は0〜100点で、数値が低いほど夕食準備の負担が少ないと考えます。

夕食ラク度 = 100 − DLS

そのため、

  • DLS 20点 → 夕食ラク度 80点
  • DLS 40点 → 夕食ラク度 60点
  • DLS 70点 → 夕食ラク度 30点

となります。

DLS計算例

以下は計算方法を分かりやすくするための架空の例であり、実在の商品・サービスの実測値ではありません。

項目 仮の条件 スコア
献立決定 2分 3.0
調達・受取 なし 0
実作業 10分 12.5
拘束待ち 4分 1.0
片付け 5分・器具2点 7.6
子ども調整 2分・調整1回 4.0
管理 なし 0
合計DLS 28.1

この場合、

夕食ラク度 = 100 − 28.1 = 71.9

となります。

測定するときのルール

夕食えらびでは、DLSの比較可能性をできるだけ保つため、以下のルールを基本とします。

  • 測定日時を記録します。
  • 商品名・サービス名・メニュー等を記録します。
  • 可能な範囲でタイマー等を使用して時間を計測します。
  • 必要に応じて写真・メモ等の記録を残します。
  • 同じ時間・作業を複数項目へ重複計上しません。
  • 同じ時間帯に複数の作業が重なる場合は、最も直接的に該当する項目へ記録します。
  • 家族構成や調理条件など、結果に大きく影響する条件は可能な範囲で記録します。
  • 測定できなかった項目を推測して「実測値」として補完しません。

価格と味はDLSに含めません

DLSが測定するのは、あくまで夕食を用意する際の負担です。

そのため、

  • 価格
  • コストパフォーマンス
  • 味
  • 好み
  • 満足度
  • 量

などは、DLSとは別の評価項目として記録・比較します。

たとえば「非常にラクだが価格が高い夕食」と「手間はかかるが安い夕食」を、DLSだけで優劣判断することはしません。

食品安全・アレルギーはスコアより優先します

食品安全やアレルギーに関する情報は、DLSの点数へ単純に加点・減点するものではありません。

夕食えらびでは、これらをSafety Gate(安全確認項目)として、負担スコアとは別に扱います。

商品やサービスを利用する際は、原材料、アレルゲン、保存方法、加熱方法、消費期限・賞味期限等について、必ず商品表示や公式情報をご確認ください。

AIによる推定値を「実測値」として掲載しません

夕食えらびでは、AIを記事制作、データ整理、分析等に利用する場合があります。

ただし、AIが推定・生成した時間、点数、経験等を、実際に測定したかのように「実測値」として掲載することはありません。

実測値として掲載するデータは、実際の測定・確認に基づくことを基本とします。

測定条件も記録します

同じ商品やサービスでも、利用者や環境によって負担は変わります。

そのため実測レビューでは、可能な範囲で以下のような測定条件を記録します。

  • 測定日
  • 人数
  • 商品・サービス名
  • 調理方法
  • 使用した調理器具
  • 追加した食材
  • 子ども向け調整の有無
  • その他、結果に大きく影響した条件

DLSは「すべての家庭で必ず同じ点数になる」ことを示すものではなく、同じ基準で測定した場合の比較材料として提供します。

再測定とデータ更新について

商品やサービスの内容は変更される場合があります。

以下のような大きな変更を確認した場合には、必要に応じて再測定を行います。

  • 商品内容の変更
  • 調理方法の変更
  • 容量やセット内容の変更
  • サービス提供方法の変更
  • DLSの評価基準そのものを変更した場合

再測定した場合は、可能な範囲で測定日や更新内容を明示します。

DLSのバージョン管理

DLSは、実測データの蓄積やサイト運営を通じて、より分かりやすく比較できるよう改善する場合があります。

評価方法に大きな変更を行った場合は、バージョンを変更し、旧基準によるデータとの違いが分かるよう努めます。

現在の評価基準:DLS V1

DLSだけで夕食を決める必要はありません

「夕食えらび」が目指しているのは、最も点数の低い夕食を一律におすすめすることではありません。

時間、予算、家族構成、食べたいもの、その日の疲れ具合などによって、適した夕食は変わります。

DLSは、その判断材料のひとつとして、
「今日はどの選択肢なら負担が少なそうか」
を考えやすくするために使用します。

実測データを見る

実際の商品・サービス等をDLS基準で測定した結果は、「実測レビュー」で順次公開します。

実測レビューを見る →

今日の状況から夕食の選択肢を探したい方は、「今日どうする?」もご利用ください。

今日の状況から夕食を選ぶ →

どの方法が合うか迷う場合は、3分診断から確認できます。

3分で夕食時短タイプを診断する →


DLS V1 制定:2026年
評価基準は、実測データの蓄積やサイト改善に伴い変更される場合があります。